明治から大正にかけて、商都としての拠点性を長く維持してきた中津は「西の博多か、東の中津か」と呼ばれるほどでした。当時、九州三大祇園の一つに数えられていた「中津祇園」が、福岡の地で祇園囃子等を披露します!

日時:平成28年1月17日(日)12時~12時30分(予定)
場所:福岡市役所前ふれあい広場

演目:
【祇園囃子】(下八町青年会)
中津祇園では、直径が1尺以上ある鉦を使って囃子を奏でます。祇園車(山車)の動く速さに応じて鉦を打つテンポを速くしたり、遅くしたり、鉦を打つ力に強弱をつけて音階音程をつくりだすので、「鉦祇園」という名があります。今回は下祇園各町の「切り鉦」を揃えて演奏します。

【御舟歌】(下正路町)
下正路町は祇園車(山車)に「天鳥丸」という御座船を載せており、闇無浜神社の次官の位を与えれらた特別な町です。かつて参勤交代で歌われた中津藩の御舟歌が、中津祇園の中で歌い継がれています。

【影向楽】(豊後町)
中津祇園は580年以上の歴史がありますが、現在のような祇園車が出されたのは1683年であり、豊後町が中津藩主に申し出を行い、京都から取り寄せた山車を豊後町に与えたのが祇園車の起源とされています。その車は御神殿奉斎車といい、御神殿を載せた祇園車です。また、「影向楽」といわれる踊りが奉納されることから、別名「楽車」とも呼ばれています。

【新舞踊】(二葉舞踊団)
中津祇園は勇壮な面だけではなく、華麗な一面もあります。辻々に建てられた高〆に止まった祇園車の舞台の上では、艶やかな舞踊が奉納されます。

【松前音頭】(龍王町)
「松前音頭」は祇園車の引き出し歌で、御神幸初日の神事の後と、最終日「練り込み」の終盤で御神前にて奉納されます。歌の最後「若い衆に頼む」という言葉のあと、祇園車が威勢よく引き出される光景は、まさに中津祇園の醍醐味を感じ取れる瞬間です。

中津物産市