祇園祭が行われる目的は、疫病退散と無病息災。

中津祇園では、祇園車の勇壮な「やりとり」や「練り込み」、華麗な舞踊に注目が集まりますが、祭典の意義は御神体(祇園車・御神輿)が氏子の町内を回り、疫病退散を祈願することにあります。

中津祇園も他の神幸祭と同様、神社から御旅所(御神体が宿泊される場所)へ向かう「お下り」と、御旅所から神社へ向かう「お上り」の概念があり、この2日間が祭典のメインです。

中津祇園では古来から、「お下り」に相当する日程は【朝車】、「お上り」に相当する日程は【戻車】と呼ばれています。

朝車は、御神移しの神事の後、早朝5時から順次、上祇園・下祇園それぞれの祇園車が両神社を出発し、氏子町内を回りながら御旅所へと向かいます。

下祇園では「御神幸」、上祇園では「御巡行」という言葉が使われます。

なお途中、福沢通りでは「祇園車見世」のイベントが開催されます。

戻車は、午前8時から順次御旅所を出発し、前日とは違うルートを回り神社へと戻ります。

神社に戻ると、勇壮な「練り込み」が行われます。