おんせん県おおいたの祇園祭! 大分県指定無形民俗文化財「中津祇園」の公式サイト

豪快な辻回し「やりとり」と操船の合図

やりどり(福沢通り)祇園車が舵を切って威勢良く交差点を曲がることを「やりとり」といいます(※「やりどり」と呼ぶ町内もあります)。

下祇園では「お宮入り」、船町上の辻(福沢通りやぐら前)、中津駅前ロータリー等が、上祇園では枝町古魚町境高〆の辻(福岡銀行・大分銀行前)等が「やりとり」の見所です。

舵取りに指示を出す人たちのことを舳(みよし)・艫(とも)といいます(「台輪付き」あるいは「車付き」と呼ぶ町内もあります)。

舳と艫は船の部位を表す言葉で、舳は「水を押す→水押し→みずおし→みよし」という意から船の先端を意味し、艫は船の後方を意味します。

祇園車においては、舳は欄干前方の台輪の角に位置し、艫は台輪後方の角に位置します。

舳・艫
計4名が祇園車の四方に付いて、祇園車進行の司令塔となります。
祇園車が角を曲がるとき、まず舳が艫に合図を出し、それを受けて艫が舵取りに合図を送ります。

その合図とは、「面舵」「取舵」「良候」(ヨーソロー)です。「面舵」は右旋回(祇園車の中心から見て祇園車の頭が時計回りに回る方向)、「取舵」は左旋回を意味し、「良候」は「舵を切る必要なし」ということを表しています。

中津祇園の起源が漁村の祭であることから、祇園車を船と見立て、操船の言葉が使われてきたと考えられます。

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